Webサイトは作るのではなく育てるもの

「ネットとリアルの融合」という言葉を耳にすることが増えました。日本でインターネットが盛んになり始めたのは、Window95が発売された頃からですので、かれこれ15年以上になります。そして、今やインターネットは私たちの暮らしやビジネスにとって、無くてはならない物にまでなり深く浸透しています。

このホームページにアクセスしてくださっている皆さまは、インターネットの取り組みを行っているか、これから取り組みを始めようとされている方ばかりだと思いますが、インターネットは1度限りの取り組みで終わる物では無いとご理解してください。

どのような効果や結果を求めるかによっても異なりますが、インターネット上に公開するWebサイトは「作る物」ではなく「育てる物」として認識していただきたいと思います。さらにインターネットとリアルの融合を目指されるのであれば、永続的に取り組むことが必須となり、根気強く取り組んでいただかなくてはなりません。

もちろんWebサイトを育てていくと様々なメリットを享受する事が出来きます。

「最近サイトの写真を見たけど、少しやせたね。今度美味しい物食べながら、ビジネスの話でもしようか。」

「この前ブログに書いていた記事について、もう少し詳しく教えてくれない?」

「調べ物でインターネット検索したけど、御社のホームページがみつかったよ。」

こんな言葉をお客さまからいただけるようになるかも知れません。つまりは自分の言いたい事や自分がしてあげられる事を「プル型」のスタンスで伝える事が出来るメリットがあり、相手に負担を感じさせる事なく、伝えたいものの意図が伝えられるようになります。

「晴天に傘は売れない」と言うことも耳にしますが、いくら有益な情報であったとしても、必要がないと感じている相手に真意を伝える事は難しいことです。

情報発信を続けると言う事、それは「プル型」のコミュニケーションを行うと言うこと。実はWebサイトを育てる時に、一番に考えなくてはならないことこそ、このプル型のコミュニケーションに取り組んでいると認識することだと思いっています。

そこで必要となるのは、「作る作業」ではなく『育てる作業』。

1つ1つの情報に気を配り、丁寧に文章にまとめます。手塩にかけWebサイトを育てていれば、それは見る人に必ず伝わります。

インターネットが盛んになって15年。今、Webサイトを利用する人は「目で見てのインパクト」以上に、「信頼できる情報」を求めているのでは無いでしょうか。

インターネットとリアルの融合は、きっとそこから始まるのだと当社は考えています。

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